マラカイ・ブランナム
基本情報 -Imformation-
- 生年月日:2003年5月12日
- ドラフト時の年齢:19歳
- 学年:フレッシュマン(1年生)
- 身長:197cm(6'5.5)
- 体重:88kg(195 lbs)
- ウィングスパン:208cm(6'10)
- 所属:オハイオ州立大学
- 国籍:アメリカ
- 出身:コロンバス(オハイオ州)
- 出身高校:セント・ビンセント=セント・メアリー・ハイスクール
- ポジション:SG
長所 -Strength-
ミドルジャンパー
- ミドルレンジでのジャンプシュートの確率が46.5%と高めの確率を記録。
- 1〜2ドリブルからのプルアップジャンパーが得意。
- シュートを打つまでのボディコンタクトやバンプが上手く、
フットワークも多彩。
ピック&ロール
- ピック&ロールからのシュート確率が59.6%と高く、
他のプロスペクトたちよりも効率が良い。 - ピック&ロール時の状況判断が良い。
味方のビッグマンがシールしているタイミングでリムへアタックできる。 - 左手でダンクまで持っていき、右手ではフローターを放つ傾向がある。
シューティング能力
- キャッチ&シュートの確率が高く、43.5%を記録。
- シュートを打つまでにディップ(ボールを下げて準備する)が短く、スムーズなフォームでクイックなリリースができる。
- 今シーズンのスリーポイントの確率が41.6%と高水準。
ただし、本数に物足りなさがある。(平均2.8本)
短所 -Weakness-
ディフェンス
- ドライブに対するディフェンスが良くない。
よりフィジカルに対応しないといけない。 - スクリーンに引っかかりやすく、避けるのも上手くない。
- クローズアウトが上手くなく、あっさり抜かれるケースがある。
スペースクリエイト能力
- スペースをあまり作れず、ドライブではフィジカルを苦戦するケースがある。
- 最初の1ステップ目の動作が速くないため、守られやすい。
- 十分なスペースが無いときに、タフショットになることが多い。
クイックネス
- フットスピードがあまり速くなく、1on1でのスペース作りやドライブに対しても悪影響。
- ディフェンスにおいても横の動きが良くないため、抜かれやすい。
所感 -Impression-
マラカイ・ブランナムはオハイオ州出身で、高校はレブロン・ジェームズと同じセント・ビンセント=セント・メアリー・ハイスクールでプレーをして、大学は地元のオハイオ州立大学に進学とずっと地元でプレーを続けている選手です。ジョニー・デイビスと同じく主戦場はミドルレンジですが、ブランナムの方が確率がよく、さらにスリーポイントシュートのポテンシャルを感じさせてくれます。その一方で、課題としてディフェンスが挙げられます。彼自身もディフェンスの改善を課題としているようで、元々持っている腕の長さなどを活かせば、改善が期待できますね。
彼はバックスのクリス・ミドルトンやサンズのデビン・ブッカーを手本にしているようです。彼らのようなスコアリング能力、ハンドラー能力になるにはまだまだ時間がかかりそうですが、選手としての方向性としては合ってそうな感じです。
ドラフト順位予想
14位〜20位
フィットチーム
ブランハムは、今シーズンブレイクしたフレッシュマンの1人で、シーズン前から〜シーズン中盤までこのクラスのモックドラフトに名前を連ねていませんでしたが、終盤にかけて猛チャージで予想順位を上げてきたダークホース的な存在です。指名されるタイミングとしては、ロッタリーの圏内の下位から20位ぐらいにかけてだと思います。
彼にフィットしそうなのは地元オハイオにあるクリーブランド・キャバリアーズです。まず、地元であるというのは大きなずっとオハイオで過ごしてきた彼にとってメリットがあるはずです。キャブズ側の視点からでは、シューターになれる選手が欲しいはずなので、シュート力が見込めるブランナムはフィットしそうな予感があります。