ベネディクト・マサリン

基本情報 -Imformation-

  • 生年月日:2002年6月19日
  • ドラフト時の年齢:20歳
  • 学年:ソフォモア(2年生)
  • 身長:198cm(6'6)
  • 体重:92kg(205lbs)
  • ウィングスパン:206cm(6'9)
  • 所属:アリゾナ大学
  • 国籍:カナダ
  • 出身:モントリオール (ケベック州)
  • 出身高校:NBAアカデミー・ラテン・アメリカン
  • ポジション:SG

長所 -Strength-

身体能力

  • トランジションからの速攻が持ち味。
    アリウープもオプションに含めることができる跳躍力。
  • ジャンプするときは2フットで踏み切る傾向。
  • ディフェンダーがマスリンのスリーポイントシュートの能力に注力を向ければ、
    リムまで向かうのは容易である。

オフボールでの動き

  • キャッチ&シュートが得意。今シーズンではスリーポイントの確率(36.9%)は
    あまりよくないがポテンシャルはある。
  • ムーブメントシューターとしてポテンシャルがある。
    オフボールスクリーンの使い方が上手く、ピンダウンやビアーといった動きが有効。
  • カッティングの動き、タイミングが秀逸でロブスレット(アリウープでの脅威)になる。

ハンドラーポテンシャル

  • メインのハンドラーになるには、まだハンドリングのスキルが足りないが、
    セカンドハンドラーとしてオフェンスができる。
  • ピック&ロールから片手でパスをさばき、味方にお膳立てができる。
  • ピックを使ってから自分のプルアップシュートにつなげることができる。
    ドリブルの回数が少ないほうが良い結果につながる印象。

短所 -Weakness-

ディフェンスの集中力

  • ディフェンスする準備が遅く、ドライブで抜かれる。
    スクリーンにも引っかかりやすい傾向。
  • ディフェンスを諦めてクローズアウトに出ていけなときがある。
  • ブロックやスティールの数字もあまり良くない
    ブロック平均0.3本、スティール平均1.1本

シュートセレクション

  • 密集地帯にドライブしてしまうときがある。
  • ショットクロックの早い段階でシュートを放ってしまうときがある。

所感 -Impression-

ベネディクト・マサリンは、身体能力を使ってトランジションに参加してイージーシュートを狙い、ハーフコートではオフボールでカッティングやスリーポイントを狙う選手です。多彩なカッティングやスクリーンを使ってスリーポイントシュートを射抜けるので使うよりも使われることによって能力を最大限活かせますが、オンボールでの動きも向上している印象です。大学2年生のスリーポイントの確率は、1年時よりも5%ほど下落したものの、動きの中でスリーを決める能力は素晴らしいものがあります。その反面、ディフェンスに難ありといったところでしょうか。
ちなみに彼は高校時代NBAアカデミー・ラテン・アメリカでプレーしており、カナダ人では初めてみたいです。(日本にもNBAアカデミーあるといいのになあ)
また、彼は英語、フランス語、クレオール言語(ナニソレ?)を話せるトリリンガルのようです。

ドラフト順位予想

5位〜14位

フィットチーム

シャーロット・ホーネッツ

マサリンはAJグリフィンらと同様にロッタリー内で指名されることになると思うのですが、どの順位で指名されるのは読めないところです。2022年ドラフト候補のSGの層は厚い印象ですので、マスリンの名前が呼ばれるのは10位前後なのかと思っていますが、14位のロッタリーギリギリの可能性もゼロではないです。
彼に合うチームとしてはシューターが足りないチームか、ガードスキルが高く彼を上手く使うことができる選手が所属しているチームだと思います。そういった意味ではシャーロット・ホーネッツは彼にフィットする気がします。ホーネッツにはスリーの確率の高い選手は何人かいますが、シューターと呼ばれるポジションの選手はいない印象です。また、ラメロ・ボールという司令塔がいるのでマサリンにもボールが供給されることは間違いないでしょう。それにホーネッツは身体能力が高めの選手が揃っており(ブリジッズ、マクダニエルズなど)、マサリンも彼らに混ざっても遜色ない身体能力なので問題なくフィットしそうです。ただ、ホーネッツはHCが現在、決まっていないので新しいHCによってはフィットしづらくなるかもしれません。(予防線張ってるみたいですみません。)

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