ダイソン・ダニエルズ
基本情報 -Imformation-
- 生年月日:2003年3月17日
- ドラフト時の年齢:19歳
- 学年:-
- 身長:201cm(6'7.5")
- 体重:88kg(195lbs)
- ウィングスパン:209cm(6'10.5")
- 所属:Gリーグ・イグナイト
- 国籍:オーストラリア
- 出身:ベンディゴ(ビクトリア州 オーストラリア)
- 出身高校:-
- ポジション:SG、PG
長所 -Strength-
プレーメイキング
- コードビジョンが広い。特にトランジションでのパスの判断が良い。
- 独特のリズムでパスのタイミングを上手く作っている。
- リバウンドからのアウトレットパスも上手い。ワンパスでイージーシュートにつなげることができる。
- ノーマークの味方にクロスコートのパスやドライブからのキックアウトするのも得意
ディフェンス
- オンボールのディフェンスが上手い。
サイズがあるため、1番から3番まで守れる。 - ディフェンスでの読みが素晴らしく、IQの高さを感じる。
- クローズアウトも上手く、相手のオフェンスを止める。
フローター
- フローターのシュートタッチがよく、片足、両足どちらの踏切からでも打てる。
- スピンしてからのフローターもスムーズに打てる。
短所 -Weakness-
スリーポイントシュート
- スリーポイントの確率が良くない。(2021-22 シーズンの確率25.5%)
- ノーマークのスリーポイントシュートでも確率が低い。
スコアリング能力
- スリーポイントを筆頭にあまりシュート力自体が高くない。
- ドリブルからのシュートの確率も良くない。
- フリースローを貰う機会が少ない。
- ドライブの1歩目が遅いときがあり、アドバンテージを作れない。
ハンドリングが弱いことも起因しているかも。
所感 -Impression-
ダイソン・ダニエルズは、創設2年目のGリーグ・イグナイトでプレーしていました。彼の最大の魅力は、201cmの長身でありながら視野が広く、パスの上手い、そしてバスケIQが高いというところで、PGをこなせる器であります。また、長身を生かしたディフェンスも魅力の1つであります。ただ、弱点もありまして、シュートがそこまで上手ではないというのが弱点です。しかし、NBAではシューティングについての専属コーチが各チームに存在していまして、彼らのおかげでシュート能力の評価が高くなかった選手もリーグに入ってからシュートの確率が向上しいたケースは多々あるのでシュートについては向上できる可能性が高そうです。
また、ダイソン・ダニエルズは、同じオーストラリア出身の1年先にNBA入りしたジョシュ・ギディーのように長身ながらガードスキルを持っているタイプであります。オーストラリアの若手選手は充実してきていますね。
個人的にはシュート能力が向上すれば、マーカス・スマートやジュルー・ホリデーのようなタフなディフェンスとハンドラーとして脇を固められる選手になるかと思っています。
ドラフト順位予想
6位〜10位
フィットチーム
2022年ドラフト当初の予想では1巡目下位が多かったものの、ドラフト日に近づくにつれてどんどん評価が高まり、Top10圏内で指名にされる予想が増えていきました。
ペリカンズにはPGの役割ができる選手が少ないのでダイソン・ダニエルズはフィットできるといえましょう。ダニエルズがPGとして機能できればCJマカラムやイングラムはシュートに注力しやすくなるかと思います。また、ペリカンズのシューティングコーチ(フレッド・ベンソン)は非常に優秀で、ブランドン・イングラムやロンゾ・ボール(現・ブルズ)のシューティングの改善をした実績があるので、ダニエルズのシュート力も改善させることができるかもしれません。そういったシューティング向上の面でもダニエルズとペリカンズは相性がいいですね。シュート力が改善されれば、スターの脇を固める選手として最適解かもしれません。