シェイドン・シャープ
基本情報 -Imformation-
- 生年月日:2003年5月30日
- ドラフト時の年齢:19歳
- 学年:フレッシュマン(1年生)
- 身長:196cm(6'5.25")
- 体重:89kg(198lbs)
- ウィングスパン:212cm(6'11.5")
- 所属:ケンタッキー大学
- 国籍:カナダ
- 出身:ロンドン (オンタリオ州)
- 出身高校:ドリーム・シティ・クリスチャン・スクール
- ポジション:SG、SF
長所 -Strength-
身体能力
- 垂直方向にとてつもなく高く跳躍できる能力がある。
- 現時点においても、NBAのダンクコンテストに出れるほどの身体能力の持ち主。
- ディフェンスにおいても持ち前のジャンプ力でブロックできる。
フィニッシュ能力
- トランジションからの得点する力が高いく、バリエーションも豊富
- 空中でのボディーコントロールも素晴らしく、難易度の高いレイアップを決めれる。
- ハイライトに残るようなダンクを豪快に華麗に決める能力もある。
シュートクリエイション
- シュートに至るまでのフットワークのスキルが豊富。
左→右、右→左のどちらでもステップでき、ポップステップもスムーズに行うことができる。 - ステップバックからディープスリーなど巧みなステップからタフなシュートを打つことができる。
- 特に右側へのサイドステップからシュートを打つのを好む。
短所 -Weakness-
ディフェンス
- やる気がないのかあまりにもあっさりとオフェンスに抜かれることがある。
- ジャンプ力があるので身体能力がないわけではないが、水平方向の動きが弱い。
シュートセレクション
- 決めるのが難しいシュートを選択することが多々ある。
- ハンドリング、1歩目のステップが遅いことがシュートを打つ選択につながっている可能性がある。
ボールハンドリング
- ハンドリングが無いわけではないが、ドリブルの選択を誤ることがある。
タイトなディフェンスにも対応できるドリブルの能力も必要。 - ディフェンダーとのスペースを作り出すのほどのハンドリングスキルがあるわけではない。
所感 -Impression-
シェイドン・シャープは、謎に包まれている選手です。というのも大学で1試合も出場しておらず、大学での実績がないためスカウトマン泣かせの選手でもあります。元々は2022年から大学でプレーする想定でしたが、2021年に学年を1年早めてケンタッキー大学で活動すること選択しました。アメリカでは学年をずらすことはたまにあります。1年早く彼をNBAで見れることはラッキーかもしれないです。それに加えてNBAのチームにも、彼が1歳若く獲得できるというメリットがあります。
大学時代の実績はないものの、高校時代のプレーから彼のポテンシャルを感じることができます。上手くいけばNBAでオールスター常連になることは間違いないでしょう。抜群のジャンプ力で難易度の高いレイアップやダンクをして観客を魅了するプレースタイルは、昨年ドラフトで指名されたジェイレン・グリーンのような選手に近いと感じます。また、タフなシュートを打って決めるのJRスミスみたいシューターになれるのではないかと思っています。
ドラフト順位予想
4位〜10位
フィットチーム
シャープのポテンシャルだけでみれば今回のドラフトTop3にも入れる可能性はあります。しかし、再三述べている通り、カレッジでのプレーがないので指名に消極的になるのも無理はないので10位ぐらいの指名に落ち着く可能性はあります。10位までに指名されないということはほぼないし、Top3には入らなくても4番目に指名されてもおかしくないのかなと思っております。
アイビーと同様にシャープもピストンズがフィットすると思いました。理由としては、ピストンズのSGの層が薄いのでプレーできる時間が長くなりそうで、伸び伸びプレーできる環境ではないでしょうか。また、ケイド・カニングハムからパスが供給されてより良いシュートが打てるというのも彼にとってプラスになるといえましょう。
ポテンシャルは紛れもなくあるので、そこに惹かれたチームは彼に賭けるのも悪くないと思います。タフショットメーカーでハイライトダンクが持ち味の彼のプレーを早くNBAで見たいですね!!!