ジェイデン・アイビー

基本情報 -Imformation-

  • 生年月日:2002年2月13日
  • ドラフト時の年齢:19歳
  • 学年:ソフォモア(2年生)
  • 身長:193cm(6'4)
  • 体重:90kg(200lbs)
  • ウィングスパン:-
  • 所属:パデュー大学
  • 国籍:アメリカ
  • 出身:サウスベンド (インディアナ州)
  • 出身高校:ラ・ルミエール・スクール
  • ポジション:SG

長所 -Strength-

身体能力

  • トランジションからの速攻ではコートの中で誰よりも速い。
    全盛期のデリック・ローズやラッセル・ウエストブルックに似ている。髪型も相まってジャ・モラントも彷彿とさせる。ジャのような速いドライブからダンクやレイアップを決める。
  • 瞬発力が凄まじく、リムまで到達するスピードも早く、デェフェンスを置き去りにできる。
  • ディフェンスで抜かれても追いついてチェイスダウンブロックもできるほど、アスリート能力が高い。

ドライブ能力

  • リム周りのシュートの確率が高い。アテンプトも多い。
    それだけドライブでインサイドをこじ開けて得点できる能力がある。
  • ドリブルを付き続けられるハンドリング能力がある。
  • ドラッグスクリーンやハイピック&ロールをすることで、さらにドライブの驚異が増す。

スリーポイントシュートのポテンシャル

  • キャッチ&シュート、ドリブルからのプルアップスリーどちらも向上できる。
    スッテプバックも決めれるようになればオフェンスの幅が広がる。
  • クラッチタイムでスリーポイントを決める勝負強さを感じる。
  • オフボールスクリーンを使ってノーマークになることができる。
    フリーならスリーポイントの確率も高くなるかも。

短所 -Weakness-

ミドルシュートの能力

  • ミドルレンジの確率が20%台と低確率
    フレッシュマン(1年生)・ソフォモア(2年生)ともに20%台
  • ドリブルからのプルアップ、フローターともに頻度・精度が低い
  • ミドルシュートが入らないため、PnRのハンドラーとしてスネークした後の展開が上手くない。

ディフェンスでの貢献

  • ブロックやスティールを狙いすぎる傾向がある。
  • スクリーンに引っかかりやすく、相手に有利な展開に持ち込まれやすい。
  • オフボールでのディフェンスでボールウォッチャーになる。
    身体能力が高いので、注意を欠かなければスティールも狙える。

ターンオーバー

  • 身体能力が高すぎる故に、自分のスピードを減速させるのが難しく、ターンオーバーにつながるケースがある。
  • ボールのコントロールが甘く、ディフェンダーに触れられることも。
  • 生粋のポイントガードではないので、パスなどの状況判断でミスすることもある。特にジャンプした後にパス先を探してミスに繋がることがある。

所感 -Impression-

ジェイデン・アイビーは、抜群の身体能力を使って果敢にリムにアタックするのが持ち味のプレイヤーです。シュートフォームがいまいちかつシュートに一貫性がないものの、スコアリング能力が高く、スリーポイントシュートも改善されると止めるのが困難な選手になります。リムとスリーという現代バスケでより重要視されている効率的に得点を取れるエリアで活躍できる選手なのでNBAでの活躍は期待できそうです。また、大学バスケよりもNBAではスペースが広いため、持ち前のスピードが遺憾なく発揮されるでしょう。
ちなみにアイビーの母親のニールは元WNBAでもプレー経験があり、2019−20シーズンのメンフィス・グリズリーズでアシスタントコーチをしていました。現在は母校のノートルダム大でヘッドコーチしているようです。(アイビーの母が、ジャを指導していたと思うとなんか胸アツですね!)アイビーの父親であるジャビン・ハンターは元NFLプレイヤーで、祖父のジェームズ・ハンターもまた元NFL選手ということで、アイビーはかなりのアスリート遺伝子を受け継いでいることがわかりますね。アイビーも二世選手の1人だったとは、バスケは遺伝子ゲーなのかも…

ドラフト順位予想

4位〜6位

フィットチーム

デトロイト・ピストンズ

2022年NBAドラフトTop3(ホルムグレンバンケロスミス)の中には入らないものの、アイビーはその3人に次ぐ評価を各サイトでされている印象ですが、3位内に指名されてもおかしくない身体能力の持ち主です。4位指名権はサクラメント・キングスが持っていますが、フォックスやダビオン・ミッチェルとガード陣はいるのでアイビーの指名はない可能性もありますが、個人的にはキングスが指名しても問題ないと思っています。
しかし、ガード陣が多いキングスのようなチームよりもデトロイト・ピストンズの方がフィットすると思っています。その理由は2点あります。①「PGにケイド・カニングハムがいる」②「役割が被りにくい」の2点です。
まず①についてですが、ケイドがいることでアイビーがゲームメイク・プレーメイクよりも長所であるドライブからの得点に集中できるというメリットがあります。それに加えて、ケイドにはないスピードをアイビーが補うことができるでしょう。ただ、ゲームメイク・プレーメイクの能力はケイドに任せる機会が多くなるので、それらの能力の向上はしづらいかもしれません。
次に②ですが、キングスの場合、フォックスというアイビーと同じくスピードを駆使したドライブを武器にしている選手がすでにいて、役割が被っていますが、ピストンズにはそのような選手がいない分、アイビーも伸び伸びプレーできるのではないかと推測しています。
見ていてとても興奮する選手なので役割が大きく、出場時間が貰えそうなチームにアイビーが行けることを願っています。

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